そう・・・
真紀が恥ずかしい調教にずっと耐えてきたのは今の家庭や生活を守るためであり、愛しの旦那さまを傷つけないため。
清野にこう言われてしまうともう逃げ道はなくなってしまう。
大切なものを守り続けるには、今までそうして来たように自分を狙っている相手にすべてを差し出すしかないのだ。
「真紀君はずっと一人で頑張って来たんだろ・・・大変だったね。なら立原クンと子どものためにももっと頑張らなくちゃ。もっともっと今まで以上に・・・」
「あぁぁ・・・そんなこと言わないで・・・言わないで」
硬直する真紀の手を握りしめた清野が再び真っ赤になった顔をじわじわと近づけて迫って来る。
「家族みんなのためにも部長さんの気持ちに応えてあげましょうよ」
「これ以上どうすればいいの・・・しゅ、主人に絶対にひどいことしないで・・・お願いです・・・」
「わかってる・・・大丈夫・・・大好きな君が悲しむことはしないよ・・・約束する。だからお願いだ・・・君を抱かせてくれ・・・これっきりでいい」
「なんで・・・部長さんまでそんなこというの・・・あぁぁ・・・なんでなの・・・」
「泣いちゃだめだよ・・・可愛い顔が台無しだ」
零れ落ちる涙をふき取ろうとする指が頬に触れると顔をそらせてソファーの背に崩れ落ちる。
「いや・・・さわらないで・・・もう・・・もうこんなことやめて・・・お願いです・・・」
「君がそこまで拒むのならこれっきり・・・立原もおしまいってことだぞ。それでもいいのか?何度も同じことを言わせるな
ねちねちと自分の力を誇示しながら真紀を追い込んでいく。
「君はそんな女だったとはな。愛してる人を見殺しにするわけか。なら遠い国にでも転勤させるか・・・立原クンはアフリカとか中東が似合っているかもな」
「何であの人を巻き込むの・・・ひどい・・・もう・・・もう・・・なにを・・・なにを言っても許してくれないんですね・・・あぁぁ・・・まさひこさん・・・わたしどうすればいいの・・・」
「自分の身勝手で夫を見殺しにするようない女じゃないだろ・・・君はとっても思いやりがあって優しいはずだ・・・」
「答えはもう出てるでしょ。泣くのはおよしなさい」
「あぁぁ・・・まさひこさん・・・なんでこんなことに・・・どうして・・・どうすれば・・・まさひこさん・・・」
雅彦さんの名を呼びながらしばらく泣いた後、涙目で私をきつく見返していう。
「・・・わ、わかりました。苦しむのは私一人で十分です・・・私だけで・・・ですから・・・主人にひどいことしないで下さい」
やっとの思いで元の上司の抱かれる覚悟を決めた真紀がとても輝いて見える。
「やっとわかってくれたんだ。あなたが旦那さまのためにできることをしなさい。怖がることはないから・・・真紀ちゃんってホントにいい子ね」
「・・・わたしが・・・わたしががまんします・・・あぁぁ・・・」
「わかってくれてよかったけど、私に言うんじゃなくて部長さんにちゃんと言いなさい」
「あぁぁ・・・部長さん・・・わたし・・・わたし・・・」
「そうか・・・真紀・・・うれしいよ・・・うれしいよ」
「やっとつかまえた・・・真紀・・・つかまえたよ・・・あぁぁ・・・真紀・・・思ったより小さいね・・・・こわれちゃいそうだ・・・」
長年かなわなかった想いというのはこういうものなのだろうか。
夫を人質に脅迫され号泣する真紀の小さな身体が折れるくらい力強く抱きしめ、いつくしむようにしばらく髪を撫でて、嫌がる真紀の口唇を追いかけるようにして無理矢理奪おうとする。
「いやぁ・・・ぶちょうさん・・・だめぇ・・・こんなこと・・・うえにしゅじんが・・・だめぇぇ・・・」
「君が好きなんだ・・・ずっとずっとこうしたかった・・・やっと・・・やっとだよ・・・・可愛いよ・・・キスしよう・・・」
「あぁぁ・・・あぁ・・・だめなのぉ・・・いやぁぁ・・・いやのぉ・・・」
「可愛いよ・・・真紀君・・・逃げちゃだめだよ・・・逃げたらどうなってもしらないよ・・・全部壊れちゃうよ・・・それじゃつらいだろ・・・」
「それだけは・・・それだけは・・・」
「なら・・・キスを・・・真紀君・・・」
ついに追い込まれ抵抗できなくなったその口唇に清野のそれが重なり合ってしまう。
「うっうぅぅぅ・・・・」
「あぁ・・・甘くて夢のようだ・・・やっとわかってくれたんだね・・・もっと舌を絡めて・・・」
こうなると真紀も調教された奥さま・・・自分の運命を抗うことなく受け入れていく。
しっとりしたとキスが交わされお互いの身体から無駄な力が抜けて舌と舌が触れあい二人の身体がぶるぶると震える。
ぬちゃぬちゃ・・・ちゅるちゅる・・・
青野の舌が真紀のそれを追いかけて口腔内を動き回ってなおも絡めては吸う。
熱く長い十年分の長くて強烈なキスによって、頑なに拒んでいた真紀の鎧がついに崩れていく。
「あぅぅ・・・あぁぁ・・・あぁぁ・・・」
「いいよね・・・真紀君・・・抱いてもいいんだよね・・・」
真紀が恥ずかしい調教にずっと耐えてきたのは今の家庭や生活を守るためであり、愛しの旦那さまを傷つけないため。
清野にこう言われてしまうともう逃げ道はなくなってしまう。
大切なものを守り続けるには、今までそうして来たように自分を狙っている相手にすべてを差し出すしかないのだ。
「真紀君はずっと一人で頑張って来たんだろ・・・大変だったね。なら立原クンと子どものためにももっと頑張らなくちゃ。もっともっと今まで以上に・・・」
「あぁぁ・・・そんなこと言わないで・・・言わないで」
硬直する真紀の手を握りしめた清野が再び真っ赤になった顔をじわじわと近づけて迫って来る。
「家族みんなのためにも部長さんの気持ちに応えてあげましょうよ」
「これ以上どうすればいいの・・・しゅ、主人に絶対にひどいことしないで・・・お願いです・・・」
「わかってる・・・大丈夫・・・大好きな君が悲しむことはしないよ・・・約束する。だからお願いだ・・・君を抱かせてくれ・・・これっきりでいい」
「なんで・・・部長さんまでそんなこというの・・・あぁぁ・・・なんでなの・・・」
「泣いちゃだめだよ・・・可愛い顔が台無しだ」
零れ落ちる涙をふき取ろうとする指が頬に触れると顔をそらせてソファーの背に崩れ落ちる。
「いや・・・さわらないで・・・もう・・・もうこんなことやめて・・・お願いです・・・」
「君がそこまで拒むのならこれっきり・・・立原もおしまいってことだぞ。それでもいいのか?何度も同じことを言わせるな
ねちねちと自分の力を誇示しながら真紀を追い込んでいく。
「君はそんな女だったとはな。愛してる人を見殺しにするわけか。なら遠い国にでも転勤させるか・・・立原クンはアフリカとか中東が似合っているかもな」
「何であの人を巻き込むの・・・ひどい・・・もう・・・もう・・・なにを・・・なにを言っても許してくれないんですね・・・あぁぁ・・・まさひこさん・・・わたしどうすればいいの・・・」
「自分の身勝手で夫を見殺しにするようない女じゃないだろ・・・君はとっても思いやりがあって優しいはずだ・・・」
「答えはもう出てるでしょ。泣くのはおよしなさい」
「あぁぁ・・・まさひこさん・・・なんでこんなことに・・・どうして・・・どうすれば・・・まさひこさん・・・」
雅彦さんの名を呼びながらしばらく泣いた後、涙目で私をきつく見返していう。
「・・・わ、わかりました。苦しむのは私一人で十分です・・・私だけで・・・ですから・・・主人にひどいことしないで下さい」
やっとの思いで元の上司の抱かれる覚悟を決めた真紀がとても輝いて見える。
「やっとわかってくれたんだ。あなたが旦那さまのためにできることをしなさい。怖がることはないから・・・真紀ちゃんってホントにいい子ね」
「・・・わたしが・・・わたしががまんします・・・あぁぁ・・・」
「わかってくれてよかったけど、私に言うんじゃなくて部長さんにちゃんと言いなさい」
「あぁぁ・・・部長さん・・・わたし・・・わたし・・・」
「そうか・・・真紀・・・うれしいよ・・・うれしいよ」
「やっとつかまえた・・・真紀・・・つかまえたよ・・・あぁぁ・・・真紀・・・思ったより小さいね・・・・こわれちゃいそうだ・・・」
長年かなわなかった想いというのはこういうものなのだろうか。
夫を人質に脅迫され号泣する真紀の小さな身体が折れるくらい力強く抱きしめ、いつくしむようにしばらく髪を撫でて、嫌がる真紀の口唇を追いかけるようにして無理矢理奪おうとする。
「いやぁ・・・ぶちょうさん・・・だめぇ・・・こんなこと・・・うえにしゅじんが・・・だめぇぇ・・・」
「君が好きなんだ・・・ずっとずっとこうしたかった・・・やっと・・・やっとだよ・・・・可愛いよ・・・キスしよう・・・」
「あぁぁ・・・あぁ・・・だめなのぉ・・・いやぁぁ・・・いやのぉ・・・」
「可愛いよ・・・真紀君・・・逃げちゃだめだよ・・・逃げたらどうなってもしらないよ・・・全部壊れちゃうよ・・・それじゃつらいだろ・・・」
「それだけは・・・それだけは・・・」
「なら・・・キスを・・・真紀君・・・」
ついに追い込まれ抵抗できなくなったその口唇に清野のそれが重なり合ってしまう。
「うっうぅぅぅ・・・・」
「あぁ・・・甘くて夢のようだ・・・やっとわかってくれたんだね・・・もっと舌を絡めて・・・」
こうなると真紀も調教された奥さま・・・自分の運命を抗うことなく受け入れていく。
しっとりしたとキスが交わされお互いの身体から無駄な力が抜けて舌と舌が触れあい二人の身体がぶるぶると震える。
ぬちゃぬちゃ・・・ちゅるちゅる・・・
青野の舌が真紀のそれを追いかけて口腔内を動き回ってなおも絡めては吸う。
熱く長い十年分の長くて強烈なキスによって、頑なに拒んでいた真紀の鎧がついに崩れていく。
「あぅぅ・・・あぁぁ・・・あぁぁ・・・」
「いいよね・・・真紀君・・・抱いてもいいんだよね・・・」
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