清野は課長時代、新人職員で配属された真紀の上司だった。
「可愛らしくて・・・制服がよく似合って・・・時々ブラウスから透けて見える薄いピンクのブラジャーが可愛くて」
「いやだ・・・いやらしい・・・毎日そんな風に見てたの?」
それが屈折した愛情なのか彼なりの表現の仕方なのかはわからないが、なるべく多くの仕事を言いつけて遅くまで残業させ一緒の時間を楽しんでいたという。
「時にはね・・・席に残された真紀のカーディガンやバックの中にあるハンカチを盗んでは香りをかいで満ち足りた気分になって・・・甘くて・・・何とも言えない香りで・・・」
「気持ち悪いわ・・・真紀ちゃん可哀想・・・」
「深夜、ロッカールームに忍び込んで制服を抱きしめたこともあったっけな・・・」
ここまで来ると完全に頭がおかしいとしかいえない。
「一年くらいそれで我慢してたんだけど、立原と付き合いだしたっていう噂を聞いて・・・ついにはそれだけ満足できなくなって・・・朝、真紀の通っている駅で待ち伏せするようになったんだ」
清野によれば、満員電車ほどかなわぬ想いを実行するための最高の場はないという。
「何もしなくたって目の前にあの可愛い真紀がいる・・・ちょっと位置を変えればあのシャンプーの香りをずっとかいでいられる・・・でもしばらくは何もせずにじっとしていたけど至福の時だったな・・・」
「いやだ・・・それって完全なストーカー行為じゃない」
「今の時代ならそういう言い方もするのかも・・・でもそれしか手段がなかったんだから仕方ないでしょ。立原の野郎に持っていかれちゃう前に真紀を感じていたかったんだ」
ニヤリと笑う。
だが、この男のひそかな楽しみが大きく転換する出来事があった・・・
電車の遅れによる身動きの取れないような混雑である。
「いくら近くにいても身体を触るわけにはいかないでしょ。そうしたらこの混雑・・・これはもしかして・・・神さまがくれたチャンスだと思ったよ」
清野は得意そうにその時の行為を語り始める。
「ものすごい混雑だったけど、愛しの真紀とはぐれぬように追いかけてしっかりと位置取りをすると、身体は密着しものすごく柔らかいお尻の感触が押し付けた手の甲に伝わってくる。
手が届きそうで届かなかった真紀をいただくのは今しかない・・・
様子を伺いながら、薄いスカートの上から手のひらで包み込むようにお尻を触っても抵抗はしないでじっとしたまま・・・
少し動かしてみてもぴくりとも反応を示さない。
『やった。これはいけるぞ』
って自分の立場も忘れ、無我夢中になって柔らかい髪に顔を埋めて優しく優しくお尻を愛撫をしながらスカートを徐々にたくし上げていったんだ・・・」
「うわぁ・・・最低・・・ひどすぎる・・・」
でもこの変態話にぐいぐい引き込まれてしまう。
「やっとスカートの端をつかんで手を滑り込ませると、夢にまで見た真紀の小さなお尻が手のひらの中に収まったんだ・・・もう心臓が止まりそうだった・・・
小さくて引き締まって・・・でもとっても柔らかいお尻を撫で回し、そのままストッキングの上から股間の膨らみにそってなぞるように触るとじわっと温かくて湿っていて・・・
小さくて柔らかいお尻に髪の毛のいい香り・・・それでいて抵抗もしないでじっとしている。
こんなおとなしくていい子、どこ探しても絶対にいない。
もうこうなると顔見られたっていいやって開き直っちゃってさ。少しの間だったけど好きにさせてもらったよ・・・」
大胆というか無謀というか・・・この男に痴漢の趣味があったとは。
「あなたって変態で最低ね。自分の立場とか考えなかったわけ?信じられない。騒がれたらおしまいじゃない。まったく・・・いくら好きだからってそこまでする価値があったのかしら」
「変態でも何でもいいんだ・・・真紀が欲しかったんだ。とにかく無我夢中・・・ユキさんにはわかってほしい」
「いいえ。わかりません。大企業の部長さんがそんなことしてなんてあきれちゃうわ。まったくもう・・・それからどうしたの?まだまだ続きがあるんでしょ。さっさと白状しちゃいなさいよ」
それから真紀の後ろにぴたりとついては、早々とスカートをまくりあげてシャンプーの香りを楽しみながら柔らかいお尻を触る日が何日か続いたという。
「真紀はまったく抵抗し後ろも見ないんですよ。おまけに毎日同じ車両でスカート、それもめくりやすいものばかり・・・おかげで自由勝手に触らせてもらったけど・・・大丈夫かなって、逆にこっちが心配になったよ」
「心配?そんな悪いことしてるくせにバカみたい」
「いくら触っても・・・ストッキングが邪魔で破るわけにもいかないし、さすがに柔らかい部分を指で強くなぞるぐらいでこれ以上はできなくて・・・でも最高だった」
「あら・・・もっとすごいこと期待してたのに・・・部長さん、それだけの覚悟がなかったのね」
やっぱり根性無しの中途半端な男だ。
「立場があるしね・・・仕方ないさ。そのうち彼女、パンツスーツ姿で通勤するようになっちゃってね。その姿見たら興醒めしちゃってね・・・」
「今さら立場って?ふーん・・・それでやめちゃったのね?」
「それがね・・・実はある日・・・偶然、真紀に似た可愛らしい子と偶然向かい合わせになってしまったんだ」
「可愛らしくて・・・制服がよく似合って・・・時々ブラウスから透けて見える薄いピンクのブラジャーが可愛くて」
「いやだ・・・いやらしい・・・毎日そんな風に見てたの?」
それが屈折した愛情なのか彼なりの表現の仕方なのかはわからないが、なるべく多くの仕事を言いつけて遅くまで残業させ一緒の時間を楽しんでいたという。
「時にはね・・・席に残された真紀のカーディガンやバックの中にあるハンカチを盗んでは香りをかいで満ち足りた気分になって・・・甘くて・・・何とも言えない香りで・・・」
「気持ち悪いわ・・・真紀ちゃん可哀想・・・」
「深夜、ロッカールームに忍び込んで制服を抱きしめたこともあったっけな・・・」
ここまで来ると完全に頭がおかしいとしかいえない。
「一年くらいそれで我慢してたんだけど、立原と付き合いだしたっていう噂を聞いて・・・ついにはそれだけ満足できなくなって・・・朝、真紀の通っている駅で待ち伏せするようになったんだ」
清野によれば、満員電車ほどかなわぬ想いを実行するための最高の場はないという。
「何もしなくたって目の前にあの可愛い真紀がいる・・・ちょっと位置を変えればあのシャンプーの香りをずっとかいでいられる・・・でもしばらくは何もせずにじっとしていたけど至福の時だったな・・・」
「いやだ・・・それって完全なストーカー行為じゃない」
「今の時代ならそういう言い方もするのかも・・・でもそれしか手段がなかったんだから仕方ないでしょ。立原の野郎に持っていかれちゃう前に真紀を感じていたかったんだ」
ニヤリと笑う。
だが、この男のひそかな楽しみが大きく転換する出来事があった・・・
電車の遅れによる身動きの取れないような混雑である。
「いくら近くにいても身体を触るわけにはいかないでしょ。そうしたらこの混雑・・・これはもしかして・・・神さまがくれたチャンスだと思ったよ」
清野は得意そうにその時の行為を語り始める。
「ものすごい混雑だったけど、愛しの真紀とはぐれぬように追いかけてしっかりと位置取りをすると、身体は密着しものすごく柔らかいお尻の感触が押し付けた手の甲に伝わってくる。
手が届きそうで届かなかった真紀をいただくのは今しかない・・・
様子を伺いながら、薄いスカートの上から手のひらで包み込むようにお尻を触っても抵抗はしないでじっとしたまま・・・
少し動かしてみてもぴくりとも反応を示さない。
『やった。これはいけるぞ』
って自分の立場も忘れ、無我夢中になって柔らかい髪に顔を埋めて優しく優しくお尻を愛撫をしながらスカートを徐々にたくし上げていったんだ・・・」
「うわぁ・・・最低・・・ひどすぎる・・・」
でもこの変態話にぐいぐい引き込まれてしまう。
「やっとスカートの端をつかんで手を滑り込ませると、夢にまで見た真紀の小さなお尻が手のひらの中に収まったんだ・・・もう心臓が止まりそうだった・・・
小さくて引き締まって・・・でもとっても柔らかいお尻を撫で回し、そのままストッキングの上から股間の膨らみにそってなぞるように触るとじわっと温かくて湿っていて・・・
小さくて柔らかいお尻に髪の毛のいい香り・・・それでいて抵抗もしないでじっとしている。
こんなおとなしくていい子、どこ探しても絶対にいない。
もうこうなると顔見られたっていいやって開き直っちゃってさ。少しの間だったけど好きにさせてもらったよ・・・」
大胆というか無謀というか・・・この男に痴漢の趣味があったとは。
「あなたって変態で最低ね。自分の立場とか考えなかったわけ?信じられない。騒がれたらおしまいじゃない。まったく・・・いくら好きだからってそこまでする価値があったのかしら」
「変態でも何でもいいんだ・・・真紀が欲しかったんだ。とにかく無我夢中・・・ユキさんにはわかってほしい」
「いいえ。わかりません。大企業の部長さんがそんなことしてなんてあきれちゃうわ。まったくもう・・・それからどうしたの?まだまだ続きがあるんでしょ。さっさと白状しちゃいなさいよ」
それから真紀の後ろにぴたりとついては、早々とスカートをまくりあげてシャンプーの香りを楽しみながら柔らかいお尻を触る日が何日か続いたという。
「真紀はまったく抵抗し後ろも見ないんですよ。おまけに毎日同じ車両でスカート、それもめくりやすいものばかり・・・おかげで自由勝手に触らせてもらったけど・・・大丈夫かなって、逆にこっちが心配になったよ」
「心配?そんな悪いことしてるくせにバカみたい」
「いくら触っても・・・ストッキングが邪魔で破るわけにもいかないし、さすがに柔らかい部分を指で強くなぞるぐらいでこれ以上はできなくて・・・でも最高だった」
「あら・・・もっとすごいこと期待してたのに・・・部長さん、それだけの覚悟がなかったのね」
やっぱり根性無しの中途半端な男だ。
「立場があるしね・・・仕方ないさ。そのうち彼女、パンツスーツ姿で通勤するようになっちゃってね。その姿見たら興醒めしちゃってね・・・」
「今さら立場って?ふーん・・・それでやめちゃったのね?」
「それがね・・・実はある日・・・偶然、真紀に似た可愛らしい子と偶然向かい合わせになってしまったんだ」
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